Body Mind Spritのつれづれ

スウェディッシュマッサージをベースにしたオイルタッチセラピー@あさごや(東京・阿佐ヶ谷)セラピストによる学びとつぶやき

場が緩むこと〜学校の講義にて

先日、専門学校に勤めるいとこからの依頼で、異文化理解をテーマにzoomで2回講義をしました。

航空会社や観光産業で将来働く人向けの学校で、これまでの海外経験での異文化理解の話を、後期の各国の異文化紹介シリーズの最初に講義して、と頼まれて。

一方的な講義はつまらないだろうから、ブレイクアウトを使ったグループでの話を主体でやりました。内容は、2回目以降の学びの動機づけを意図して、まず海外や外国人体験で何が違ったかのぶっちゃけ話!をしてもらい、場をあたためた後、次に日本にいる外国人のケースで、こんな文化の違いどうする?をわいわい話してもらいました。

CA向けコースとグランドスタッフ向けコースに同じ話をしたのですが、面白かったのは、その違い。CAコースは、しゃべり方も「わたくしたちのグループでは〜」みたいな感じで礼儀正しくて、着ている服もみんな白。こっちは、いかにゆるめて崩して、本音で話せるかの場づくりを試みるけど、90分間なんだか上手く最後まで乗り切れず。

一方で、グランドスタッフの方は、女子大生向けに話しているときとノリが同じ感じ。初めてでも、少し時間がたつといい感じにゆるんだ場になり、やりやすかったです。

あらためて、僕にとっては場が緩むこと、相手が緩んで自然体になっていることが気になるし、とても大事なんだということを感じました。マッサージも、人が集まる場でも。

緩むことで、自然に自分が出て、相手を受け入れやすくなって、お互いに寛容な気持ちで接することができる。個人同士も、社会に対しても。そして、率直な意見を言い合うことで、そこから新たな気づきが生まれる。

 

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