Body Mind Spritのつれづれ

スウェディッシュマッサージをベースにしたオイルタッチセラピー@あさごや(東京・阿佐ヶ谷)セラピストによる学びとつぶやき

触れるボディワークのローゼンメソッドを知る

身体にアプローチする手技は、世界中で様々なものがある。ボディワークの沼にハマったものは、未知のものを知り、体験し、人によっては学んでいく。
僕も、名前は聞いたけど体験したことがないものや、一度お試し体験しただけぐらいのものもある。
例えば、ロルフィング、アレクサンダーテクニック、クラニオセイクラル、オステオパシー、ローゼンメソッドなどだ。
 どれも別にいかがわしいものでもなく、海外でしっかり体系づけられ、教えられているが、むしろ、資格認定が厳しく簡単に名前を使うことができなかったり、手技の有り難みがすぐはわかりづらくて、広がっていなかったりする。
昨日は、初めてローゼンメソッドを体験させてもらった。と言っても、正確には彼は資格はとっていないので、ローゼンメソッドを学んだひとから受け、その説明を受けた、と言う方が正確らしい。
その特徴は、直接肌に手で触れながら、言葉で会話をしながら、確かめていくこと。触れるときは、手あてをするようにおさえるように触れる。動かさない。そして、本人の話や、表情、身体の反応から、読み取ったり、感じとるらしい。顔の表情を見るため、うつ伏せでも顔を横に向けてもらう。そして、感じることを話してもらったりすることで、気づきを促したりする。
ローゼンメソッドは、エサレンでも教えられていたらしく、エサレンのマッサージも影響を受けているし、僕自身のマッサージでも、身体に手をかざし、そのまま動かさずに相手の体内と対話をするようなことをすることがある。その原点がここにあったと発見したようで、嬉しかった。ただ、相手と会話を意図的にすることはしない。
オイルを使うと、本来の人と人が触れあっている感覚が弱まる、と言っていたのが興味深かった。確かにオイルは心地良いが、本来的な触れ合いで受ける感覚とは、微妙に異なるところがある。