アメリカの西海岸にあるエサレン研究所。60年代からあるヒューマンポテンシャル運動の拠点。心理学やボディワーク、様々な自己啓発の試みがなされてきた場所。6年前に、この地を一人で訪れ、マッサージを学んだ時のfaceBookの投稿がこちらです。
振り返ると、自分もここに行ったことで人生に新たなスイッチが入り、いろいろ変わった気がします。
カリフォルニアのエサレン研究所で3日目。20人程のクラスで毎日6時間マッサージを学ぶ。後は海岸沿いの露天の温泉につかり、散歩をし、隣の畑からとってきた野菜たっぷりの食事をする毎日。
ヨガ、瞑想、数々のワークショップが行われ、60年代から続く場所だが、今でも現代社会に疑問を感じたり、疲れたり、新しい生き方に向かう人たちが、学び、出会い、変わっていく場所として続いているようだ。
エサレンの旅は、自分の人生を振り返り、これからの人生を考える貴重な時間となった。
大事なことは、
家族を大切に、自分の価値観を大切に、その時にできることを誠実にすること。
そして、オープンで、フレキシブルで、前向きでいること。
やるべきことは、
無理せずとも自然に訪れたり、自分からゆっくり惹かれて行くもの。
人生の価値は、
世の中に残した成果でなく、辿った道のりと、その過程で出会った人たちとの関わりの積み重ねであること。
心がけることは、
まわりに感謝すること。
自分を信じること。
エサレンのような場所が日本にもあれば良いと思った。
心地よい環境の中で、人が出会い、影響を受け、変わっていく場。
競争、効率、ビジネス、消費の過剰に対するオルタナティブな生き方に希望を見い出す人が集まる場。
心の平穏と、身体のバランスを取り戻す場。
多様な価値を認め、争いをなくす努力をする場。
東洋的価値や、非科学的なものの可能性を尊重する場。
自分がやってきた仕事や活動も、規模や空間は違えど、同じ流れの中にあり、だからこそエサレンに惹かれたんだと思う。
仕事でも社会活動でも、このような価値や役割を果たすことを、あらためて誠実にやっていこうと思う。
